一覧表
| サービス | おすすめの移行先 | 理由 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 静的サイト、React/Vue/Vite のフロントエンド | Cloudflare(Pages または Workers) | GitHub と連携して自動デプロイでき、静的サイトに最適 | Cloudflare のドキュメントは現在、新規プロジェクトに Workers を推奨 |
| Next.js(サーバーサイドレンダリングあり) | Vercel | Next.js の開発元で、対応がもっとも充実 | 無料の Hobby プランは個人・非商用限定。企業サイトには有料プランが必要 |
| バックエンド API、LINE Bot | Google Cloud Run | Dockerfile なしでデプロイでき、東京リージョンもあり、使われていないときは料金がかからない | ファイルシステムは一時的。検証済みの手順 |
| Zeabur にいちばん近い使い勝手 | Railway、Render | GitHub と連携し、数クリックでデータベースも作れる | 同じく単一のプラットフォーム。データは自分でバックアップを |
| PostgreSQL | Neon、Supabase などのマネージドサービス | 自分で保守しなくていい | 復元時は --no-owner --no-acl を付ける。データベース編 |
| n8n、Dify などのセルフホストツール | VPS + Docker Compose | 小さな VPS 1 台で複数のツールを固定料金で動かせる | バックアップは自分で。n8n 移行(検証済み) |
| VPS でも GUI で管理したい | Coolify、Dokploy | セルフホスト型のデプロイ基盤で、操作感が Zeabur に近い | 基盤そのものの保守・更新も自分で行う |
Cloudflare でのフロントエンドのビルド設定
Cloudflare Pages 公式のフレームワークプリセット:
| フレームワーク | ビルドコマンド | 出力ディレクトリ |
|---|---|---|
| React (Vite) | npm run build | dist |
| Vue | npm run build | dist |
| Astro | npm run build | dist |
| Next.js(Static HTML Export) | npx next build | out |
フロントエンドに必要な環境変数(例:VITE_API_URL)は、Cloudflare のプロジェクト設定で別途追加する必要があります。
今回の教訓
Zeabur が便利だったのは、デプロイ、データベース、ドメイン、AI サービスをすべてまとめて提供していたからです。しかしそれは、問題が起きればすべてが同時に影響を受けるということでもあります。今回の移行では、少なくとも次の 3 つを実践することをおすすめします。
- DNS は自分で管理できる場所に置く(例:Cloudflare)。ホスティングと同じ会社にしない。次に移行するときは、レコードをいくつか変えるだけで済みます
- データベースは毎日、別の事業者へ自動バックアップする。 ホスティングが A 社なら、バックアップは B 社のオブジェクトストレージに保存する
- プラットフォームを選ぶ前に、データを完全に持ち出せるか確認する。
.sqlのような標準形式の完全なバックアップを、いつでもダウンロードできるか。それは無料枠よりも重要です